両国徒然草紙
会社でのビジネス遂行時の心境や、両国の風物、健康維持の為のトレーニングといった、一見アンマッチな事象を、心の趣くままに綴ります。  徒然草【第十四段】和歌こそ、猶、をかしき物なれ。  2012年3月から浅草橋に移転しましたが、ブログタイトルはそのまま使います。
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漫画とは 日本の歴史 紐解けば 記紀の時代に 既に出現
今週の火曜日(2012年1月3日)から、読売新聞で「古事記考」の連載が始まった。連載と言っても4回完結だ。
  kojiki【クリックで拡大する】

今年は「編纂1300年」にあたるらしい。

古事記の素晴らしさは、「物語性」にあると思う。イザナギとイザナミの男女二神が結ばれて、日本を生んだ。神様と言えども実に人間臭い。喧嘩もすれば、協力して国生みという仕事もする。そこには人間そのものが描かれている。

この「人間を描く」という文化を、日本人は代々受け継いできた。万葉集の時代を経て、源氏物語絵巻が繰り広げられ、江戸時代には浮世絵の文化が花開いた。

日本の漫画のストーリーの源流は、山田風太郎にあると思う。風太郎の甲賀忍法貼は、伊賀と甲賀の超人的な忍者同士の戦いである。しかも、勝敗の帰趨は徳川家康の後継者選びの鍵を握るという奇想天外な設定である。

知る人は知っている「伊賀の影丸」は、この甲賀忍法貼の影響を受けている。血生臭いストーリーで当時の若者を魅了した大藪春彦や北方謙三も、明らかに山田風太郎の読者だ。

実はこの「人を描く」事に関しては、「有閑倶楽部」「バトルロワイヤル」「寄生獣」「GANZ」「ワンピース」「けいおん」などに見事に引き継がれている。

それぞれの作者は、古事記や山田風太郎の著作は読んでいないかもしれない。が、日本の歴史が紡いできた伝統には影響されている。世界に誇る「漫画文化」は、日本だから花開いたのだ。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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